働くってどんなことかわかる作品
こんにちは、、ゲゲゲのシュンです。
今回は、”読書の秋”ということで最近読んでおススメしたい本をご紹介にゃ
その作品は
です。
有川ひろ氏について
2003年、「塩の街 wish on my precious」で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞し、翌年デビューした。2006年に「図書館戦争」シリーズを出版し大人向けライトノベル作家として活動しています。
作品としては、「自衛隊3部作」、「図書館戦争シリーズ」、「3匹のおっさんシリーズ」、「植物図鑑」、「フリーター、家を買う」など多くの有名な作品がある。
あらすじ
「朝5時。渋谷、宮益坂上」。その9文字が、良井良助の人生を劇的に変えた。飛び込んだのは映像業界。物語と現実を繋げる魔法の世界にして、ありとあらゆる困難が押し寄せるシビアな現場。
だからこそそこにいたのは、どんなトラブルも無理難題も情熱×想像力で解決するプロフェッショナル達だった!有川ひろが紡ぐ、底抜けにパワフルなお仕事小説。
学んだこと
・社会人になるということ
学生のころ、社会人になる前は、不安や期待でいっぱいです。社会人になったらなったで、毎日仕事で疲れ果ててこんなはずじゃなかったと思う人、毎日したいことができて充実している人、働くのに一生懸命で他のことなんて二の次の人、同期も先輩も仲良くてこの会社でよかったと思える人、休みを励みに頑張っている人、多くの感情をもって仕事をしていると思います。でもそんなこと、働いてみないと、社会人にならないとわからないですよね。でも、この作品はこの感情をリアルに表現しているため、読むだけで社会人の葛藤が体現できます。
考えて動く
今回の作品は、映像業界です。例えば、衣装が汚れてしまったり、現場の雑音で撮影が中断したり、作品の描写と実際の現場のイメージが違っていたり、撮影場所が決まらなかったり、エキストラとの条件の食い違い、現場の雰囲気の悪化による撮影中断などいろんなアクシデントが現場で起きます。そこで、良助を始め、仲間たちが”情熱×想像力”で臨機応変に対応し、作品を完成していきます。これは、映像業界に限らず、働き始めればいろんな場所でアクシデントは起こります。そこで、パニクって終わるのか、慌てず対応できるかは自分次第!ぜひ後者になれるように経験を積み、そんな場面に強くなれば落ち着いて仕事もできますし、仕事が楽しく変わっていくはずです!
感想
今回の作品、私は、全部で約500ページあるので「長いなー、読み切れるかなー」などマイナスのイメージをもって読み始めました。しかし、読んでみると良助が映像業界に入り、毎日いろんなアクシデントが起こり、奮闘する姿を自分に合わせ、こんな時自分ならどうするかなと想像しながら読み進めることができ、とても楽しく完読しました。
今、社会人1年目の自分だからこそわかる社会に出たつらさや楽しさなどもこの作品には存分に書かれているため、社会人になった気分が味わえる数少ない作品だと思います。
社会人になる方、もうなっている方、そのほかすべての人におススメする働くとはどんなことかわかる一冊です。
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